皆様こんにちは、こんばんは。
間もなく本格的な春を迎えることとなりますが、その際に車のタイヤをスタッドレスからサマータイヤへ履き替えるタイミングが必ず訪れます。
タイヤ交換はお店に任せているという方もいれば、お店に頼むと工賃が無駄ということで自分で交換する方もいると思います。
自分でタイヤ交換する皆様、ちゃんとトルクレンチ使っていますか?
使わないと命に関わる事故にもつながります。
今日のお題
「トルクレンチって何? 正しい使い方と必要性」
目次
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そもそもトルクレンチとは何?
普段タイヤ交換をお店に任せている方にはあまりなじみがない言葉かもしれませんが、トルクレンチとは、タイヤを車のハブボルトに固定する際に使う道具です。
普通車や軽自動車ではタイヤを車体に取り付ける際の規定トルクが決められています。(説明書などにトルクの記載があります。 書いてない場合は販売店へ確認)
その決められたトルクで締め付けることが出来る道具がトルクレンチです。
タイヤ交換用の大き目のトルクレンチから、小型の物まで幅広く販売されており、ホームセンターやイエローハット・オートバックス、amazonなどで簡単に入手できます。
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トルクレンチの種類と価格帯
直読式トルクレンチ
アマゾン価格1~3万円ほど
- 直接目盛の数値を読み取りながら作業するトルクレンチです。
- 設定トルクに対し、何N・m(ニュートンメートル)で締め付けたか数値で分かることが特長です。
- プレート上に刻まれた目盛で、一定の力を加えた時に発生する金属の歪みを読み取ります。
- グリップがカタカタ動くタイプが一般的で、使い方には少し慣れとコツが必要です。
しかしこの直読式レンチは様々な角度で作業するのに向いていません。
シグナル式トルクレンチ
アマゾン価格3000円~5万円
- 設定トルク値を「超えた」ことを音や振動などでお知らせするトルクレンチです。
- シグナル式トルクレンチはあらかじめ設定したトルクに達すると軽いショックが手に伝わったり、「カチッ」という音がして締め付け完了が簡単に確認できます。
- 同じトルクで何本もボルトを締め付けるような連続作業に適しているため、こちらのシグナル式トルクレンチが主にタイヤ交換に用いられています。
デジタル式トルクレンチ
アマゾン価格8000円~3万円
-
トルク値をデジタルで表示することが出来て見やすい
-
設定トルクがかかると、音と光で知らせる
メジャーなトルクレンチは上記の3つです。
私は数年前にアマゾンで下記のシグナル式トルクレンチを購入して現在も主にタイヤ交換時に愛用しています。
購入した理由は簡単で、当時は約4000円台で買えたのと、レビューを見て肯定的なレビューが多かったのと、周りの友人に聞いてもこの商品について悪い話を聞かなかったためです。
様々なサイズのソケットや延長ソケットも入っていて、使いやすさと価格帯ともに申し分ないです!
トルクレンチの正しい使い方と注意点
トルクレンチの正しい使い方としては、下記のようになります。 ここではシグナル式トルクレンチの使い方として説明します。
① ロックツマミを左に回してロックを解除します。
② グリップを回して締め付けたいトルク目盛りに合わせます。右に回すとトルク値が大きくなり、左に回すと小さくなります。
③ 締め付けトルクを決めたらロックツマミを右に止まるまで回して、グリップをロックします。
④ ボルトやナットのサイズに合ったソケットを差し込み、設定値まで締め付けます。この時に締め付け完了を確認できる「カチッ」という音と手への振動が伝わってきたら、その時点で規定トルクで締め付けたとの合図です。
次に注意点です。ここではタイヤ取付の際の注意点について解説します。
タイヤを取り付ける際の締め付けトルクきつすぎても緩すぎてもNG!
タイヤを車に固定する際に締め付けトルクを適正な値にしないと次のようなことが起こります。
締め付けが弱い場合
ハブナットやハブボルトが緩んで走行中にタイヤがブレて非常に危険です。最悪の場合、タイヤが車体から外れることもあります。
これが原因かは分かりませんが、走行中にタイヤが外れて人に当たり大きな事故となった事例もあります。
締め付けが強い場合
ホイールのテーパー部を損傷させるだけでなく、ハブボルトがねじ切れてしまうこともあります。
ハブボルトの交換となると更なる出費が発生してしまいます。
私の友人は以前タイヤ交換の際、トルクレンチではなく車に備え付けのソケットレンチを使って足を使ってナットを緩めていたり締めていたりしてました・・・
締め付けの際なんてハブボルトから「ギィ!」なんて音が聞こえてきまして、明らかなオーバートルク・・・
買って間もない車がとても可哀そうでした。
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正しいタイヤ取付法
分かる方が多いとは思いますが、正しいタイヤ取付の方法も解説しておきます。
① 手でハブナットやハブボルトを回せる位置まで締める。
② 十字レンチなどを使って均等に締め付ける。
③ 目標のトルク値を設定したトルクレンチで最終的に締め付ける。
この方法であれば正しく車にタイヤを装着できます!
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最後に
今回はトルクレンチについての解説と、正しい使い方について書きました。
この記事を参考にして安全に皆様がタイヤ交換を行えればと思います。
また、少しでも不安がある方は迷わずお店にタイヤ交換をお願いするようにしましょうね。
それではまた次回のブログで。
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