ax10200の日記

趣味の車について主にブログを投稿します。お酒も好きで、ウィスキー関連の記事は別のブログにあります。

トヨタ86を冬道で安全に走行する方法

皆様こんにちは、こんばんは

今回は、FRの車だと雪道は全く走れないのかについて解説します!

私の乗っているトヨタ86はFRですが、一年中通勤や遊びで使ってます。私の中で感じた冬の乗り味なども含めてお伝えします。

 

目次

 

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FRって何?

車についてほとんどわからない方にとっては、FRって何?ってなると思いますので、ここではFRについてざっくりと解説するとともに、メリット・デメリットを解説します。

 

FR(フロントエンジン・リアドライブ)

車の前方に搭載されたエンジンから後輪へ動力を伝える駆動方式を指します。この方式では、ハンドル操作と駆動が前後に分担され、バランスの取れた乗り味が特徴です。

FR車の主な特徴としましては、車体の重量バランスに優れ、駆動は後輪のみが行い、前輪は操舵だけを受け持つため、タイヤへの負担を分散できるのがFRの大きな特徴です。

 

FRのメリット

ハンドリング性能に優れている

FRは前輪と後輪で操舵と駆動の役割を分けているため、ハンドリング性能が優れています。これはドライビングフィールに直結するものであり正に意のままに車を操れるということです!

小回りが利く

FRは駆動力を前輪ではなく後輪へ伝えます。それを伝えるパーツがエンジン付近に無く後輪にあるり、タイヤの切れ角を多く確保できるため軽自動車ほどではありませんが小回りが利きます。

効率的な加速が出来る

加速時には駆動輪である後輪に荷重がかかり、十分なトラクションを得ることができ加速することが出来ます。その為ローパワーからハイパワーなエンジンを積んだFR車もこれまでに発売されてきました。

 

FRのデメリット

室内が狭くなる

後輪を駆動させる際にエンジンから生まれた動力を

ミッション➡プロペラシャフト➡デファレンシャルギヤ➡ドライブシャフト➡後輪

のように伝えることでタイヤを動かすのですが、その中でもプロペラシャフトは縦に長い部品でこれを社内の真ん中の床下に通す必要があります。

その場所を取る分車内スペースが狭くなってしまいます。

 

雪道に弱い

車を発進させる際、駆動輪にかかる荷重が大きいほど、タイヤがしっかり踏ん張ることができ、雪道でも問題なく発進できます。

FR車の駆動輪は後輪であり、エンジンが前にあるため後輪に荷重が少なくなります。その為雪道ではエンジンのパワーを後輪に伝えることが出来ず4WDやFFに比べて発進性能は劣ります。

 

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どうしても冬FRに乗るときの注意点

私は車をFRのトヨタ86しか持っていないため冬でも通勤などで使用しています。

ここではこれからFRを買うであろう人に向けて備忘録的に冬のFRの注意点をまとめます。

 

‘急’ が付く運転をするな!

FR以外のすべての車にも言えることですが、雪道において急○○な操作は絶対にしてはいけません。

「急加速・急発進・急ブレーキ・急ハンドル」

のことを指します。

急加速や急発進をしようとすると、タイヤが急回転してしまいスリップなどにつながります。

そして、急ブレーキや急ハンドルの操作ではいきなり車の姿勢が崩れて横を向いてしまうことがあるためこちらもとても危険です。

また急ブレーキをするとタイヤがロックしてしまうこともあります。

 

トランクに重りを載せよう

FRはリアの荷重がフロントに比べて軽いため雪道だとトラクションが抜けることがあります。 そのため重りを積むことも重要な対策の一つと言えます。

私はトヨタ86で初めての冬を迎える前にホームセンターでモルタル用?の砂袋を買いました。

確か、1つ20kgの重さがあってなんと4つも買ってしまいました(笑)  値段的には1つあたり200~300円ほどです。

買って最初の年の冬は80kg全部載せて、その次の年の冬は60kg、今年の冬は20kgとなぜかどんどん載せる量を減らしては来ましたが、重さの違いでそこまで走行する際の違いは感じられませんでした。

また、他の友人は米をつんだり、夏タイヤを積んだりと人それぞれ積む物に違いがあるみたいです(笑)

 

カウンターステアをうまく使おう

雪道で車が横を向きそうになったときに使える技がカウンターステアです。

簡単に言うと車のリアが向いた方向にハンドルを切ることです。

カウンターステア Wikipediaより引用

「カウンターを当てる」とも言うことがあります。これをすることによって、雪道でのスピンを回避することも可能です。

雪道だと右折や左折する際結構な確率でリアが外側に流れてしまいますので、よくこのカウンターを当てて対処しています。

 

タイヤとその他の装備品にも気を配ろう

スタッドレスタイヤを履くのはもちろんですが、あなたが履いてるタイヤはちゃんと溝がありますか?空気圧は適正ですか?釘やガラスが刺さっていたりしませんか?

 

タイヤに溝が無いとウェット時のグリップ性能が低下し、制動距離の増加につながります。

また、傷などがあるとタイヤがバーストする危険性が高まります。バーストは走行中に発生すると車の搭乗者はもちろん、周りの人にも危険が及ぶ可能性があります。

こうなることを防ぐために、タイヤ交換時にタイヤを確認したりディーラー点検でしっかりチェックしてもらいましょう。

 

冬に車に積んでおく装備品も大事な備えの一つです。手軽なサイズのスコップやスノーブラシ・解氷スプレー・タイヤチェーンを装備しておくと良いでしょう。

私は常にスコップ・スノーブラシ・砂を車に積んでいます。

 

 

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最後に

今回はFRは冬道で走れるかについて書きました。

結論は、しっかり対策をしていれば難なく走ることが出来ます!

現在でも雪道を走っている私が言うのでこれは間違いありません!(笑)

上に記載してある対策等をしっかりやっているため冬でも快適に走れています。しかし、夏場よりも運転に気を使いますね。

だからと言って乗り味が悪くなるわけでもないですので、このまま乗り続ける気満々です!

もしも!万が一!!何かの間違いで冬にFRに乗らなければいけなくなったときはこちらの記事を参考にしていただければと思います。。。

(雪ドリたまにやると楽しい。。。) 

それではまた次回のブログで。

 

 

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