皆様こんにちは、こんばんは。
今回は、自動車のアライメント調整についてのお話です。
今まで車に乗っていてアライメント調整なんて聞いたことない! という方もいれば、タイヤ館やイエローハットなどに行った際に聞いたことだけはある!
という方もいると思いますので、今回はアライメント調整はどのようなことをするのかや、必要性について書いていきます。
目次
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アライメントってそもそも何?
アライメントとは、サスペンションやステアリングのシステムを構成する部品が、どのような角度関係で車に取り付けられているのかを示します。
もっと簡単に表すと、車に対してタイヤがどれくらいの角度が付いて取り付けられているかを表すものですかね。
傾きや角度を調整することがアライメント調整というのですが、では次にアライメント調整について書きますね。
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アライメント調整とは?
アライメント調整は、車の車輪の向きや角度を調整することで、歪みや違和感を解消する作業です。具体的には以下の部分を調整します。
① トー角(Toe)
車を上部から見たときに、タイヤがどちらを向いているかを表す角度です。前方が狭くなっていることを「トーイン」、前方が広くなっていることを「トーアウト」と言います。直進性やコーナリングに影響します。
② キャンバー角(Camber)
車を正面から見たときのタイヤの傾きを指します。タイヤ上部が外側に傾くことを「ポジティブキャンバー」、内側に傾くことを「ネガティブキャンバー」と呼びます。キャンバー角はコーナリングや直進性に影響します。
③ キャスター角(Caster)
車を側面から見たときのキングピン軸の角度です。キャスター角は操舵輪にのみ存在し、直進安定性を保つ役目を果たします。ハンドルを回したあとで手を離すと、ハンドルが勝手にまっすぐに戻ろうとするのは、このキャスター角が付いているからです。
競技に出る車両に関しては、上記の3つ以外の項目を調整することがあるみたいですが、一般向け車両では大まかにこの3つの項目を調整するみたいです。
私の経験談ですが、以前私のトヨタ86をアライメントに出した際にいつもお世話になっているチューニングショップにお願いしました。
その際、タイヤ館等の他の店舗では調整しないところを調整してもらうことが出来ました。
タイヤ館に比べると多少の金額の違いはありますが、しっかり説明をしてくれたうえで車を引き渡してもらったので、今度からは専門的な調整が出来るそちらのお店にお願いしようと思います。
私のように車にこだわりがあるという方はチューニングショップ等にお願いするのもありだと思いますし、特にこだわりないという方はタイヤ館などにお願いするのが安上がりでいいと思います。
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こんな時はアライメントがずれているかも?
アライメントがズレている場合、以下の症状が現れる可能性があります:
- ハンドルが取られる
- タイヤの偏摩耗で内側だけ減っている
- 思いどおりに曲がることができない
アライメントのズレは足回りの部品の経年劣化によっても起こるため、定期的なメンテナンスが重要です。
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料金と注意点について
まず料金に関してですが、これは店舗や車種によって異なる場合がありますので、今回は私が調べて出てきたオートバックスでのアライメント調整の料金をお伝えします。
測定のみ➡5,500円(税込) 約30分
測定&調整(前輪)➡16,500円(税込) 約1時間
測定&調整➡1(4輪)22,000円(税込) 約2時間
となっているみたいです。
また、アライメント調整の前の注意点もいくつかあるみたいで、もちろんですが予約は必要であるということと、車高が低すぎないこと・特殊なホイール形状の物はNGなどです。
車高が低すぎるとそもそも保安基準不適合ですので、そういった車をお店で調整することは法律により罰せられます。
そして、ホイールの特殊形状についてですが、アライメントを調整する際はアライメントテスターのアタッチメントを取り付けて測定や調整を行います。
そのアタッチメントを取り付ける際にホイールの形状が特殊であると、アタッチメントの取付が出来ずその後の作業を行うことが出来ません。
ですので、アライメント調整を予約する際などにいったん車をお店の人に見せてOKかNGかの判断をもらうようにしましょう。
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アライメント調整のメリット
私も夏場は車高を下げて、アライメント調整をしたうえで86に乗っています。調整する前と後ではいくつか違いが判ります。
私の体感ですが、感じたメリットを挙げてみます。
①ブレーキング時の操作性の違い
アライメントを調整をする前は交差点などでブレーキングした際にステアリングが左側を向きながら減速するということがありましたが、アライメント調整後ではそのようにステアリングがぶれることなく真っすぐのまま減速することが出来ました。
これもアライメントを調整したことによる恩恵だと思います。
②タイヤの偏摩耗防止
アライメントを調整しないで走っているとタイヤの内側だけ減るということがありました。
これに関してはアライメントがずれているとタイヤの傾きなどが4輪それぞれで大きく異なってしまい、特にタイヤが傾いているところが路面に対してタイヤがうまく回転できていない状態となりそれが原因で編摩耗を起こしてしまっているようでした。
これもアライメントを調整したことによりタイヤの編摩耗は無くなりました。
(当時履いていたタイヤが安い物でしたのでまだ良かった、、(笑))
私が感じたことは大きく上げて二つですが、ネットで調べてみると燃費も良くなったという体験談も目にしますので、費用対効果は大きいかと思います。
また、タイヤが減りすぎていると車検にも通りませんので、、、
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最後に
アライメント調整自体は少々お値段が張りますが、タイヤの編摩耗による早期交換の防止や燃費・操作性の改善にもつながります。
せっかく静寂性と低燃費が売りのちょっと良いタイヤを買ったってアライメント調整をしないと編摩耗してすぐ交換なんて嫌ですよね。。。
(私の場合は毎年車高を上げ下げするため春前に必ずアライメント調整をお願いしています。)
この記事を見て少しでもアライメント調整について気になった方や、最近車で走っていてブレーキングしたときの挙動がおかしいと思う方などは一度タイヤ館やイエローハット、オートバックスへ行ってみてはいかがでしょうか。
それか、間もなく夏タイヤへの交換が始まる時期かと思います。
交換の際に外したタイヤを確認してみてください。
もしかしてあなたの車はアライメントがずれているかも。。。
それではまた次回のブログで。
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