【新型プレリュード】ホンダが再び本気を出す!2025年注目の国産スポーツカーとは
ホンダが公式に発表した「新型プレリュード コンセプト」。
2023年のジャパンモビリティショーで初公開されたこのモデルは、2025年秋に市販化されることが決定しています。
本記事では、公式情報のみに基づいて、スペックや特徴、発売時期などを詳しく解説します。ホンダが満を持して復活させる伝説のスポーツクーペに、自動車ファンならずとも大きな期待が寄せられています。
目次
🔰 プレリュードとは?|復活の背景
「プレリュード」は、1978年から2001年まで販売されたホンダの2ドアクーペです。
ハンドリング性能とスタイリングの良さで人気を博し、現在でも根強いファンが存在します。
「プレリュード」という名前は「前奏曲」を意味し、ホンダの未来を先取りした先進技術の実験場としての役割も果たしてきました。
合計5世代にわたって進化を遂げ、各時代で革新的な技術を搭載したことで知られています。
ホンダの水野泰秀社長は復活の理由について「電動化時代においても、"走る喜び"を提供し続けるというホンダのDNAを象徴する存在として、プレリュードを選びました」と公式に述べています。環境性能と走る楽しさを両立させるという現代的な課題に対する、ホンダからの明確な回答と言えるでしょう。
世代 | 発売年 | 特徴 |
---|---|---|
初代 | 1978年 | 国産初の電動サンルーフを搭載 |
2代目 | 1982年 | 低重心・高剛性ボディによる優れた走行安定性を実現 |
3代目 | 1987年 | 世界初の四輪操舵システム(4WS)搭載 |
4代目 | 1991年 | VTEC搭載エンジンの採用と空力性能の追求 |
5代目 | 1996年 | 高級感とスポーツ性の両立、ATSHを一部グレードに採用 |
プレリュードは特に3代目(1987年)で搭載された世界初の電子制御四輪操舵システム「4WS」が革新的で、低速時には前輪と逆方向に、高速時には同方向に後輪を操舵することで、駐車のしやすさと高速走行時の安定性を両立させました。この技術は当時の自動車技術において大きなブレイクスルーとなり、現代の高性能車にも受け継がれています。
⚙️ 新型プレリュードのスペック|公式発表情報のみ
2023年に発表されたコンセプトモデルには、ハイブリッドシステム「e:HEV」が採用されています。このシステムは、すでにシビックやアコードなどに搭載されている実績あるシステムですが、スポーツモデル向けにチューニングが施されると予想されています。
ホンダの公式発表によれば、「プレリュードの誕生から受け継がれる軽快な走りと、環境性能を高いレベルで両立し、運転する人の感性を刺激するスポーツカー」として開発されているとのことです。具体的なパワーユニットの詳細はまだ明らかにされていませんが、現行ホンダ車のe:HEVシステムからの進化が期待されています。
- パワートレイン:エンジン+2モーター式のe:HEV(詳細未公開)
- 駆動方式:FF(前輪駆動)と予想される
- デザイン:シンプルでスポーティな2ドアクーペ
- ボディサイズ:全長約4.4m、全幅約1.8m(推定、公式未発表)
- シート配置:2+2(前席2名+後席2名の4人乗り)
完全なEVではなく、環境性能と走行性能のバランスを重視したスポーツハイブリッドとして設計されています。デザイン面では、過去のプレリュードを彷彿とさせるクリーンなシルエットに、現代的な解釈を加えたスタイリングが特徴です。特に、LEDを用いた一文字型のリアコンビネーションランプは、夜間の視認性を高めるだけでなく、存在感のあるデザインエレメントとなっています。
コックピットデザインについては公式からの詳細発表はまだありませんが、コンセプトモデルから推測すると、ドライバー中心の操作系配置と、必要最小限のスイッチ類で構成されたシンプルなデザインになると予想されます。また、ホンダの最新コネクティビティ技術と運転支援システム「Honda SENSING」の搭載も確実視されています。
📅 発売時期と価格帯(2024年5月時点の公式予告)
- 発売予定:2025年秋(ホンダ公式が市販化を明言)
- 価格帯:未発表(予想では350万〜450万円)
- 生産拠点:日本国内の鈴鹿製作所で生産される可能性が高い
- 販売地域:日本を含むグローバル市場(北米、欧州、アジア主要国)
価格は未公表ですが、現行のアコードやシビックとの価格帯重複が見込まれます。ホンダの現行ラインナップでは、シビックe:HEVが約360万円から、アコードe:HEVが約450万円からとなっており、新型プレリュードはこの間に位置付けられるでしょう。
生産台数については公式発表はありませんが、国内外の専門メディアの推測では、年間グローバル生産台数が約1万〜1.5万台程度になるとの見方が優勢です。これは限定生産というわけではないものの、量産モデルとしては比較的少ない台数であり、希少価値を保つ戦略とも取れます。
🆚 ライバルとの比較
新型プレリュードは、純粋なスポーツカーというよりも「スポーツハイブリッド」という新たなジャンルを確立しようとする意欲作です。同クラスの競合車と比較すると、その位置づけがより明確になります。
車種 | 駆動方式 | 動力 | 価格帯 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
新型プレリュード | FF | e:HEV | 350〜450万円(予想) | ハイブリッドスポーツ、日常性と走りの両立 |
GR86 | FR | 2.4L NAガソリン | 300〜370万円 | 軽快なハンドリング、ピュアスポーツ志向 |
フェアレディZ | FR | 3.0L V6ターボ | 580万円〜 | 大排気量・高出力、トラディショナル志向 |
マツダMX-5(ロードスター) | FR | 1.5L/2.0L NAガソリン | 260〜380万円 | 軽量オープンボディ、ドライビングプレジャー重視 |
スバルBRZ | FR | 2.4L NAガソリン | 300〜370万円 | 水平対向エンジン、低重心設計 |
競合車との最大の違いは、プレリュードがハイブリッドシステムを採用している点です。これにより、低燃費と低排出ガスを実現しながら、電気モーターによる力強い加速感を提供できる点が大きなアドバンテージとなります。また、FFレイアウトを採用することで、日常的な使いやすさと悪天候時の安定性も確保されています。
一方、FR(後輪駆動)を採用するGR86やフェアレディZは、ピュアスポーツとしての味わいやドリフトなどのスポーツ走行に適しています。新型プレリュードは、これらとはアプローチが異なり、日常の使いやすさと環境性能を高次元で両立させたスポーツカーとして、独自のポジションを築くことが期待されています。
💬 ユーザー・ファンの反応
モビリティショー発表直後からSNSでは大きな反響がありました。特に元プレリュードオーナーからの期待の声が多く聞かれています。
- 「プレリュードが帰ってきた!」
- 「ハイブリッドだけど走りにも期待」
- 「2ドアクーペってだけで買いたい」
- 「5代目プレリュードのオーナーだったが、待ち望んでいた復活」
- 「電動化の時代だからこそ、スポーツカーの楽しさを再定義するホンダの挑戦に期待」
デザインの評価は非常に高く、特に20代後半〜40代の層からの注目が集まっています。過去のプレリュードは、当時の若者を中心に人気を博しましたが、新型モデルは幅広い年齢層からの支持を集めることが期待されています。特にハイブリッドカーながらスポーティな走りを楽しめる点や、2ドアクーペという希少な車種形態が、自動車愛好家からの評価を高めています。
国内主要自動車メディアでも「日本車の復権」「スポーツカーの新しい形」といったポジティブな論調が目立ち、発売後の試乗レポートへの期待も高まっています。中でも注目されているのは、ハイブリッドシステムの応答性やハンドリング特性といった、走行性能に関する部分です。
✅ まとめ|プレリュードは再び"時代の先"を行くか?
ホンダのDNAを現代に再定義した1台。
電動化とスポーツ性を両立し、ファンと新世代のドライバーをつなぐ存在として期待されています。
2025年、国産スポーツカーの新しい流れがこの1台から始まるかもしれません。
かつてプレリュードは、四輪操舵システムやVTECエンジンなど、ホンダの先進技術を世に送り出す役割を担っていました。新型プレリュードも同様に、電動化時代におけるスポーツドライビングの新たなスタンダードを示すことが期待されています。「走る喜び」と「環境性能」という、一見相反する要素を高い次元で融合させることができれば、それはまさに時代の"プレリュード(前奏曲)"となるでしょう。
ホンダの歴代スポーツモデルを彩ってきた「人間中心」の哲学と「走る喜び」へのこだわりは、新型プレリュードにも確実に引き継がれていることでしょう。2025年秋の市販モデル登場に向け、今後も進展があれば随時情報をアップデートしていきます。
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